コロナ禍での一時帰国(復路日本発)
12月上旬に日本に一時帰国はしたはいいものの、今度はフランスに帰らなくてはいけないというミッションがまだ残っていました。
予想していた通り、1月2日に帰国を予定していた便がキャンセルしたというメールを受け取りました。が、もう何度か経験していたので、そこは冷静に対応できました。
今回は購入した旅行会社でなく、一か八か航空会社に電話してみたところ、何の問題もなくスムーズに変更可能でした。それも電話対応の方が日本語を話す方だったので、ついつい「これ以上の変更があると困るのですが」と本音を伝えたところ、「大変申し訳ございません。たぶんもうこれ以上のキャンセルはないと思います。」と言っていただけたので、ホッとしました。
ということで2021年1月2日深夜にフランス帰国予定でしたが、4日前の12月29日(同便)に帰国することになりましたが、一つだけ、経由のイスタンブールからマルセイユの便がなくなってしまい、止むを得ずパリ行きの便を確保しました。とりあえずフランスにできるだけ入国して、あとの国内はどうにでもなると思いました。結局、私の彼が彼の実家(パリから2時間)にいたので、迎えにきてくれることなり、二人でパリから車でマルセイユまで帰ることになりました。まさに結果オーライです。
(1月31日以降、フランスは日本を含め英国をを除く欧州域外からフランスへ入国できるのは、フランス政府が指定する特定のカテゴリーに該当する渡航者で、かつ、やもを得ない理由がある場合のみに限定され、「国際移動理由証明書」の提示が必要となります。
※「マルセイユ日本国総領事館」からのメール引用)
羽田 → イスタンブール 2020年12月29日
日本でのPCR検査は必要なく、スムーズにチェックインを経て、搭乗し離陸。離陸した直前に撮った夜景が冒頭の写真です。やはり隣に座る人も前後に座る人もいなく、快適でした。
イスタンブール → パリ
搭乗直前に、中国人に間違えられたのか「あなたPCR検査しましたか?」とすごい勢いで聞かれ、一瞬ドキっとしましたが冷静に「していません」と答えたところ、日本人のパスポートを確認してOKと言って搭乗させてくれました。
パリ到着
ここではPCR検査をしなくてはならないことは知っていました。税関では、私が持っている滞在許可書で入国できるのかという不安もありましたが、何の質問もなく見せただけですんなりOKでした。
税関後、PCR検査をするところに向かいます。途中で係員にPCR受けるかと言う質問を受けますが「受けます」と言って進みます。進んでいくと目の前にPCRと書かれた看板があり、係の人が丁寧に案内してくれます。
手順1
ここで自分の携帯にPCR検査をするためのサイトへアクセスするのですが、まず携帯がインターネットに繋がっていなければなりません。もしアクセスできない人は、卓上にある紙に必要事項を記入します。アクセスへは看板にQRコードがあります。係員が丁寧にフランス語で説明してくれました。
手順2
サイトにアクセスし、必要事項に入力し、提出した後の画面をカウンターの人に見せました。紙に記入した人はそこで提出します。そして番号が入った紙をもらいます。
手順3
次に進むとPCR検査を受けるBOXが3カ所あり、自分の番がくるまで順番を待ちます。
手順4
自分の番がきたら指示されたBOXに入り、PCR検査を受けます。すべてフランス語ですが、とても丁寧で親切でした。鼻から喉の奥まで綿棒を入れるのですが、一回で済むと思ったら2回。左側の後、右側も差し込まれ、涙と鼻水が止まらなく大変でした。
手順5
その後、ベンチがある広いスペースで自分の番号が呼ばれるまで待ちます。約30分くらい待ったかと思います。
手順6
自分の番号が呼ばれたらカウンターに行き、結果の紙をもらいます。ここで私はNegative(陰性)の証明書をもらえまして、ようやく荷物をピックアップできます。
その後荷物はすぐ見つかり、フライトが着陸後1時間半くらいで出口から出れましたが、出る前に再度、滞在許可書の確認がありました。無事通過。
待っていてくれた彼と再会し、緊張していた全身の力が抜け、倒れる勢いでした。無事帰国できて本当によかったと実感した瞬間です。
今回は無事日本に一時帰国でき、家族特に母親と貴重な日々を送ることができましたが、もうこの状況での一時帰国は懲り懲りで、次回はコロナ収束した後で日本に戻りたいと思います。早くコロナが収束することを祈るばかりです。
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