七夕祭り
「日本の文化を世界に紹介する。」
これ一回イタリアのサルデーニャ島でボランティアとして、東京からお手伝いしたことがあるんです。
私のお友達はお茶と日本語の先生で一緒に浴衣を着て、集まった人達に、お茶のセレモニーを教えました。
2015年くらいだったかな。
今回はここフランスの小さな街で日本語会の主催のもと、世界で1番古い映画館の前で「七夕祭り」が開催されました。
朝8時入りで、現場で浴衣を着ようと持っていったのですが、何年ぶりのことで着方を忘れてしまい、恥ずかしながら、急遽他の日本人の方に手伝ってもらいました。
このイベントは今年が初めてなのに、当日は開催時間から沢山の人が集まり、大盛況。
私は東京に一年半住んでいたことのあるフランス人の友達と一緒に短冊に日本語を書いてあげるブースにいました。まず驚いたというか予想してなかったことは、フランス人の願い事を日本語にするのが結構難しかったこと。日本人は大抵文章にしますよね?
「なになにになりますように」とか。
ですがフランス人は単語だけを並べてきます。例えば家族の健康、平和、安全とか。主語がないのでより詳しく聞かなければならないので時間がかかりました。
そして、日本人と違い、思いもよらない願いとかもあるので、ある意味面白かったのと、私のフランス語の勉強にもなりました。
今回本当にビックリしたことは、私がただ願いを日本語にしてあげるだけで皆大喜びしてくれるんです。
皆の表情を見ているだけで、嬉しい気持ちになり、
あー日本の文化をもっと広めて、日本にもっと関心を持ってくれたらいいな。と心から思いました。
そしてここイベントで、ここ最近は経験したことのない素晴らしい出会いがありました。
1人は日本に17年間も住んでいたことのある、私の母の年齢に近い女性。ラシオタに日本人が住んでたなんて知らなかったと言って日本語が話せると大喜び。
もう1人はウクライナ出身の日本に13年間住んでいて、日本語と英語を話す女性。彼女は1年前からここラシオタに日本から家族と共に引っ越してきたそうで、私、日本人と出会えたことに涙が出るほど感激していました。彼女の心境はとってもよく分かります。
というわけで、一日中お手伝いしながらも、同僚が5人くらいきてくれたり、素晴らしい出会いもあったりと、とっても素敵な1日となりました。
今後ここでの生活がプライベートでも日本語も話せる環境になってきたことは、本当にハッピーです。
今後が楽しみです♪
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